童心。
ぬかるんだ田んぼで走り回ってた少年時代。
足の指の間から搾り出される粘土質の泥。
あの、にゅる~っという、こそばゆい感じはもう、
この歳ではなかなか味わう機会がない。
だけど、僕の故郷、八代にはとってもいい小川がある。
昔ここは深い球磨川だった。
小さい頃は首まで漬かって手のひらくらいの大きな貝を
取ったり、(あれは一体何という貝だったんだろう?)
小エビを取ったりしていた。
小エビは帰リ道にある釣具屋が買い取ってくれていた。
その小銭を握り締めて、今度は駄菓子屋に寄っていた。
プチ自給自足。
懐かしいなあ・・・。
そんな事を考えながら、小川に足を付けてみた。
お~、なんだか童心に還るなあ。
一番向こうに見える橋。
僕が生まれるもっと前、僕の親父が高校生時代。
この橋の上から球磨川に飛び込みありの水泳大会が
行われていたらしい。
テストさえなければ、また、
あの頃に帰りたいなあ・・・・。
今日は七夕だから、
短冊(たんざく)にでも書いてみっかな。
(注)スネ毛、ノークレームです。
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