想い出がいっぱい

ボンボ藤井

2010年12月09日 18:04



「古いアルバムの中に 隠れて想い出がいっぱい・・・」

僕くらいの方だったら、学生時代に必ず歌った曲ではないでしょうか?

「大人の階段昇る 君はまだシンデレラさ
しあわせは誰かがきっと 運んでくれると 信じてるね
少女だったといつの日か 想う時がくるのさ」


アニメ「みゆき」の主題歌だった、H2Oさんの「想い出がいっぱい」。

このアニメに出てくるヒロイン、みゆきにとてもそっくりな女の子が
僕の中学校に居た事。(当然、学校でもヒロインでした)

その中学校時代に、ギター練習の為に買った本に掲載されていた練習曲がこの曲で、
ぺらぺらのレコードを本から切り取って何度も何度も繰り返し聴いて
アコギの練習をしまくった事。

そんなこんなで、僕にとっては、それこそ、想い出がいっぱい詰まった曲。

その当時の僕は、ただただ、ブラウン管の中のH2Oさんを尊敬や憧れの目で
観ていました。
透き通るような歌声や歌詞の内容が、アニメにぴったりハマって
本当に大好きな曲でした。



それから27年の時が経ち、
本格的に音楽業界に足を突っ込んで早7年。

今夜は、なんと、そのご本人にお会いする事が出来、
しかも、あの名曲を目の前で生で聴かせて頂きました。

「古い アルバムの中に~」

もうこの部分で、当時の色んな想い出が鮮明に蘇って
涙がポロポロ出てしまいました。

あの時、「想い出がいっぱい」に出会っていたからこそ
今の僕があるのかも知れません。

本当に素敵な曲は、何十年経っても色褪せないんですね。
また、名曲は人の人生まで動かしてしまうんですね。
そして、名曲は、一瞬でその時代にワープさせてくれる
タイムマシーンなんですね。

僕もそんな名曲を作りたいなあって
深く深く思った夜でした。


中学生の僕にもしも会えるとすれば、
「27年後にH2Oに会う日が必ず来るから」って
教えてあげたいなあ(^^)
絶対、信じないだろうなあ…。




H2Oの中沢さん、とても柔らかな優しい方でした。
つい最近阿蘇に永住を決めてお引越しされ、
今後は熊本を拠点として音楽活動をされて行かれるそうです。

中沢さん、素敵なひと時をどうもありがとうございました!!


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