サポートアクトリポート②
ドアが開くと、そこには顔なじみの音響さんが…
「え!?なんでここにいるんですか!?」
聞くと、今日音響サポートで来ているそうな。
実はこの音響さん、僕は熊本で一番腕がいいと思っていて、
僕のウクレレバンドのライブの専属音響さんなのだ。
なんだか、親族になったような安堵感
ひとしきり世間話をして、じゃあって出て行った。
ポツン。
座禅でも組むか。
あ、そうだ!練習をしよう!!
イヤホンをつけて机の周りををグルグルしながら
ウクレレを弾くも、10分程で断念し、
アートな写真なんぞ撮ってみる。
その後はもう放心状態(爆)
17:40 ドアをノックする音で我に返る。
「リハーサル入りま~す」
やっと来ました!!リハーサル
舞台袖までエイベックスの人が懐中電灯で
足元を照らしながら誘導してくれる。
ウクレレを抱えて後ろを付いていく。
どんどん、ジェイクさんのウクレレの音が近づく。
そして、舞台袖に到着。ジェイクさんの横顔。
本番では弾かないハワイアンを、お遊びで弾いていらっしゃる。
そうこうしているうちに「はい、どうぞ!」
舞台中央、そう、ジェイクさんの隣に誘導される。
ジェイクさん、僕に気付くなり、
「ハ~イ!ボンボサ~ン!オヒサシブリデ~ス!」
握手→ハグ→ハイタッチ
紛れも無く笑顔の神様がそこにいた。
「オゲンキデシタカ?イソガシイデスカ?」
もし僕が関西人なら間違いなく「ボチボチデンナ」
と答えたかも。あ、僕はカタコトにならなくていいんだ
「Low-G Ukulele OK?」
と聞くと、ジェイクさん、全然モンダイナイデ~ス
をジェスチャーで返してくれた。
今度はジェイクさんから「リード、弾キマスカ?」
と聞かれる。
とってもオイシイ話なのだが、僕の出来る限りの
技術を放り込んだオカズ入りのバッキングを是非聞いて欲しく、
「Backing Only OK?」と申し訳なさそうに言ってみる。
ジェイクさん、さっきと同じゼスチャー。
スイマセン。
リードは全く練習してない理由をそれらしく美化してみました
「デワ、MIDORI、行キマショウ!」
カウントを声を出さない口パクで
「ワン、ツー、ワンツースリーフォー」
と言って、二人同時に演奏を始める。
はっ!!!!
ビックリ!!!!!!!
ウソ!!
つづく
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